◎管外研修 令和6年6月12日(水)~13日(木)
有明高原寮の施設研修を行いました。「鐘の鳴る丘」として、全国で唯一塀の無い少年院として有名です。
19名の保護司、名誉保護司等が参加しました。
有明岳を望む広大な緑に包まれた中に寮は建っています。多い時は100人もの収容者がいたということですが、今は9人の少年が社会復帰に向け更生に取り組んでいます。講義していただいた教官の方によると、地元の方との結びつきが強く、幅広い支援を得ているということです。昭和21年菊田一夫作詞、古関祐而作曲の「緑の丘の赤い屋根、とんがり帽子の時計台」で有名な鐘も復元され、たたくこともできました。
振り込め詐欺に加担して収容された少年が今は多いとのことですが彼らに寄り添えるように、心を込めて打たせていただきました。
施設内を見学しましたが通常の少年院、刑務所とは異なり、開放的で社会福祉施設のように見え、色々と勉強になりました。コロナ禍が落ち着き久しぶりの一泊研修でしたが、色々な方々のご協力を得て、非常に有意義な体験をさせていただきました。(研修部)
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